シニア男性

心がモヤッとしたらSOSの合図|うつ病は治療で克服することが可能

看板は違えど内容は同じ

待合室

精神科・神経科と心療内科

2週間以上続く不眠や疲れ、倦怠感は、場合によってうつ病のサインであると言われています。このサインを逃さずに病院へ行き診断及び診察をしてもらうことがうつ病改善への近道ですが、果たして何科を受診すればいいのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 精神科や神経科、心療内科やメンタルクリニックなど、精神疾患を取り扱っている診療科目名は色々あるので、迷うのも無理はありません。しかし、実はこれらの診療科目は看板が異なるだけで診療内容はほぼ同じなのです。数十年前まではうつ病等の精神的な疾患を扱う病院、診療科目は精神科と神経科のみでした。尚、この2つには実質的な差はみられないので、同じものだと捉えて下さい。また精神神経科や神経精神科という科目を掲げる病院もありますが、これらは精神科と神経科の名前を繋ぎ合わせただけで、診察及び診療内容は同じです。 また心療内科というのは、本来ストレスが起因となる心身症、つまりまず先に身体のどこかに不調が出てその原因がストレスなどである場合の病気を専門に扱う病院です。しかし現在では身体に不調がみられなくても心が苦しい、辛いといった症状にも対応するようになりました。また精神科や神経科という名前に心理的な抵抗がある方や、世間的な偏見などを気にされる方のために、心療内科の看板は掲げているものの、診療内容は精神科及び神経科と変わらない病院も多数存在します。

注意点など

うつ病が疑われる場合にかかる病院としては、精神科や心療内科など、どの科目にかかっても問題はありません。それを踏まえた上で病院選びのポイントをあげるとするならば「自分が通いやすい病院を選ぶ」ということです。まず、うつ病の症状が重くなっても通えるように出来るだけ近い病院を選ぶと良いでしょう。また精神科や神経科という名前に抵抗がある方は心療内科やメンタルヘルス科を選ぶことをオススメします。そして忙しい方は予約制のクリニックを選ぶと待ち時間がなく診療してもらえますし、世間体や他者からの目が気になる方は個人情報保護に力を入れている病院を選ぶと通いやすいです。 但し注意が必要なのは、神経内科は脳や脊髄などの神経性の病気を診る内外ですので、精神疾患は対象外という点です。さらに同様に脳神経外科は脳の病気を手術などで治療する外科ですので、精神疾患の治療はしていないケースが多い点です。ややこしくて分からない場合は病院に直接問い合せてみるとよいでしょう。